用語解説

増担保規制とは?個人投資家が知るべきリスクと解除のタイミング

※本ページにはプロモーションが含まれてます。

株式投資をしていると、ある日突然「この銘柄は信用取引ができません」と表示され、戸惑った経験はありませんか。

その原因として多いのが増担保規制です。

増担保規制は、株価が短期間で大きく動いた銘柄に対して取引条件を厳しくする仕組みで、特に個人投資家に大きな影響を与えます。

仕組みを理解していないと、思わぬ損失やチャンスの逃しにつながることもあります。

この記事では、増担保規制とは何か、個人投資家が注意すべきリスク、そして解除のタイミングまでを、初心者にも分かりやすく解説します。

今だけギフトマネーが貰える!


2025年10月29日にDMM.com証券から出た最新の投資アプリ
【ウルトラ投資アプリ TOSSY】がサービス開始しました。

いまならアカウント登録の完了で、取引の余力として利用できる
ギフトマネーを5,000円プレゼント。

増担保規制とは?

増担保規制とは、信用取引で株を買う際に証券会社が求めるお金(担保)を通常より多くするルールのことです。これにより、株価が急に下がるリスクを減らそうとしています。

なぜこのような規制があるのかというと、急激に株価が上がった銘柄は、投機的な買いが増えやすく、信用取引の利用者が過剰に買い進めてしまう傾向があるからです。

そうなると、急落時に多くの人が大きな損失を出してしまうおそれがあります。

例えば、ある銘柄が短期間で50%以上上がった場合、証券取引所が「増担保規制をかける」と発表することがあります。

規制が発動されると、投資家はこれまでの倍以上の担保が必要になることもあり、信用買いのハードルが一気に上がります。

たとえば、以下のような動きがあったときに発動されます

  • 株価が短期間で急上昇している
  • 信用買い残(借金して買った株)が急増している
  • 取引量が過剰に膨れ上がっている

このような場合に、証券取引所は「これ以上、無理な取引はやめましょう」と注意喚起の意味を込めて、増担保規制をかけます。

つまり、これは市場を守るブレーキのようなものであり、個人投資家の損失を防ぐ役割もあるのです。

信用取引には、増担保規制以外にも注意すべきコストがあります。
詳しくは「逆日歩とは?仕組み・計算方法・リスク回避のポイント」をご覧ください。

増担保規制がかかるとどうなる?投資家への影響

増担保規制がかかるとどうなる?投資家への影響

増担保規制がかかると、信用取引を行う個人投資家の負担は一気に大きくなります。特に、少ない資金で取引している方ほど影響を受けやすく、思い通りの売買が難しくなります。

なぜなら、増担保規制が実施されると、これまでより多くの担保金を求められ、取引の自由度が下がるからです。

その結果、チャンスだと思った場面でも注文できず、機会損失につながることがあります。

1. 増担保規制で起こる主な影響

増担保規制がかかると、信用取引の条件が厳しくなり、次のような変化が見られます。

  • 信用取引に必要な担保金の割合が引き上げられる
  • 新規の信用買いが制限、または禁止されることがある
  • 売買が減り、株価が下落または落ち着きやすくなる

これらはすべて、株価の急な変動を抑えるための措置ですが、個人投資家にとっては不利に働く場面も少なくありません。

2. 担保金が増えると何が問題になるのか

たとえば、30万円分の株を信用取引で買う場合、通常であれば担保金は9万円程度で済みます。

しかし、増担保規制がかかると、12万円以上の担保を求められることがあります。

この結果、同じ資金を持っていても、これまでより少ない株数しか買えなくなってしまいます。特に、資金に余裕がない投資家ほど、この影響を強く感じることになるでしょう。

3. 株価への影響と注意点

短期間で株価が急騰した銘柄は、増担保規制がきっかけとなり、売りが増えやすくなります。

これは「危ない状態に入った銘柄」と見られやすくなるためです。

その結果、

  • 株価の勢いが止まる
  • 利益確定の売りが増える
  • 一時的に大きく下落する

といった動きが起こる場合もあります。

市場全体が不安定なときは、心理面の指標も重要になります。
恐怖指数(VIX指数)とは?」の記事も参考になります。

規制が解除される条件は?解除のタイミングとチェック方法

規制が解除される条件は?解除のタイミングとチェック方法

増担保規制は「株の売り買いが落ち着いた」と取引所が判断したときに解除されます。あらかじめ決められた日付があるわけではなく、市場の状況を見ながら判断される点が特徴です。

では、どのような点がチェックされているのでしょうか。

取引所では、主に次のような項目を見て、解除するかどうかを検討します。

1. 増担保規制が解除されやすくなる主な条件

増担保規制が解除されるかどうかは、次のような変化が出ているかがポイントになります。

  • 株価の変動が小さくなり、急な上下が減っている
  • 信用買い残が減り、無理な取引が少なくなっている
  • 出来高(売り買いの量)が通常の水準に戻っている

これらはすべて、「市場の過熱が冷めたかどうか」を判断するための材料です。

そのため、株価が少し下がっただけでは、すぐに解除されるとは限りません。

2. 解除のタイミングはいつになるのか

増担保規制の解除には、明確な日数や期限は決められていません。数日で解除されることもあれば、数週間続く場合もあります。

重要なのは、「もうそろそろ解除されそう」といった予想だけで動かないことです。

正式な解除は、必ず取引所や証券会社から発表されますので、確認を怠らない姿勢が大切でしょう。

3. 規制解除を確認するためのチェック方法

増担保規制の開始や解除は、毎日公表されています。

次のような方法を使えば、誰でも簡単に確認できます。

特に、証券会社の公式情報は正確で安心なため、日々のチェック先としておすすめです。

個人投資家が取るべき現実的な対処法

個人投資家が取るべき現実的な対処法

増担保規制が出た銘柄には、無理に手を出さない判断がもっとも安全です。

理由は、規制中の銘柄は値動きが荒くなりやすく、特に経験の浅い投資家ほど判断を誤りやすくなるからです。

たとえば、規制がかかった銘柄にこだわらず、値動きが落ち着いている株や、長く安定して取引されている銘柄に目を向けるだけでも、心の負担は大きく軽くなります。

また、現金だけで取引する方法を選ぶことで、突然の追加資金を求められる心配も避けやすくなります。

リスクを抑えた投資方法としては、
恩株とは?元本回収でリスクゼロの投資法」も参考になります。

1. 増担保規制が出たときにまず意識したい考え方

増担保規制が発動したときは、「チャンスかもしれない」とすぐに飛びつくのではなく、まずは危険を知らせるサインだと受け止めることが大切です。

規制は、株価が短期間で大きく動きすぎた結果として出されます。

つまり、先の動きを正確に読むのが難しい状態と言えるでしょう。

2. 個人投資家が実践したい具体的な行動

増担保規制が出た場面では、次のような行動を意識するのがおすすめです。

  • 規制の発動情報を事前に確認し、理由を把握する
  • 借りたお金を使った取引は控え、資金に余裕を持つ
  • 焦って売買せず、状況が落ち着くまで様子を見る

特に、焦りからの売買は失敗につながりやすいため、「何もしない」という判断も立派な選択肢の一つです。

3. 長く投資を続けるために大切な視点

増担保規制は、一時的な出来事であることがほとんどです。

そのため、目先の値動きだけに振り回されず、一歩引いた視点で全体を見る姿勢が、長く投資を続けるうえで役立ちます。

増担保規制を「危険信号」として受け取り、無理をせず、自分の資金や経験に合った取引を心がけることが、結果的に安定した投資につながると言えるでしょう。

まとめ

増担保規制は、株価の過熱を抑えるために設けられた重要な仕組みです。

規制がかかると、信用取引の条件が厳しくなり、個人投資家は思うように売買できなくなります。しかし、その内容や解除のタイミングを理解していれば、不安になる必要はありません。

大切なのは、規制を「危険信号」として冷静に受け止め、無理な取引を避けることです。

増担保規制に振り回されず、長く安定した投資を続けるためにも、正しい知識を身につけておきましょう。

規制や値動きに振り回されないためには、企業の中身を見る力も欠かせません。
詳しくは「ファンダメンタル分析とは?」をご覧ください

 

株で失敗する人の多くは、「買い時・売り時が曖昧なまま取引している」という共通点があります。

どれだけ勉強しても、

・エントリーが遅れる
・利確が早すぎる
・損切りができない

この状態では、利益は安定しません。

そこで、実際のチャートを使って「どこで買って、どこで売るのか」を解説した記事を用意しました。

▶︎ 株の買い時・売り時をチャートで判断する方法

感情ではなく、根拠を持って売買したい方だけ読んでください。

-用語解説