「インジケーターを増やしたのに、なぜか勝てない…」
「画面がごちゃごちゃして、結局どこで入ればいいか分からない…」
その悩み、まさにTradingViewのインジケーターを入れすぎているサインかもしれません。
多くの人は、表示を増やせば精度が上がると考えがちですが、実際はその逆です。
情報が多いほど判断は遅れ、迷いが増え、チャンスを逃しやすくなります。
特に初心者ほど安心したい気持ちからインジケーターを足し続け、気づけばチャートが読めない状態に陥ってしまいます。
この記事では、
- TradingViewのインジケーターは何個が最適なのか
- なぜ入れすぎると勝てなくなるのか
をすぐ実践できる形で解説します。
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インジケーターは多いほど有利ではない

トレードで勝ちたいと思うほど、もっと正確にしたいと考えてしまうものです。そこで多くの人が選ぶのが、インジケーターの追加になります。
しかし、これは逆効果になりやすい行動です。
理由はシンプルで、情報が増えると判断が遅くなるからです。
相場は一瞬で動く世界なので、迷っている間にタイミングを逃してしまいます。勝っている人ほど表示が少なく、見る場所が決まっています。
つまり大切なのは量ではなく、使い方になります。
インジケーターの追加方法が分からない人は、TradingViewの画面構成を解説からご覧ください。
1. インジケーターを増やしても勝率は上がらない理由
インジケーターを増やしても勝率は上がりません。なぜなら、情報が増えるほど頭が混乱しやすくなるためです。
多くの人は
- 情報が多い=安心できる
- サインが増えれば精度が上がる
と考えがちです。しかし実際には、サインが増えるほど判断は遅れます。まだ確定じゃないかもと考え始めるからです。
結果として
- エントリーが遅れる
- 見送りが増える
- チャンスを逃す
という流れに陥ります。勝っている人の画面がシンプルなのは、見る場所が決まっているからです。
2. トレードで本当に大事なのは数より役割
重要なのはインジの数ではなく役割です。
役割がはっきりしていない表示は、ただの飾りになってしまいます。
インジは、安心するための道具ではなく判断するための道具として使うものです。
「この表示は何のためにあるのか?」と聞かれて答えられない場合、それは入れすぎのサインと考えられます。目的がない道具は判断を遅らせる原因になります。
インジケーターを入れすぎると負けやすくなるのか
インジを増やすほど安心できる気がしますが、実際は逆に不利になりやすいです。
理由は、チャートの主役である価格が見えにくくなるからです。
本来見るべきは値動きそのものです。それなのに表示が増えると、インジの動きばかりに目がいってしまいます。その結果、相場の流れを読みづらくなります。
1. サインがバラバラになり判断できなくなる
インジケーターが増えると、サインがバラバラになります。
例えば、ある指標は買いを示し、別の指標は売りを示すことがあります。その結果、どれを信じればいいのか分からない、判断を先延ばしにするという状態になります。
これが続くと、エントリーが遅れる癖がつきます。
遅れたエントリーは不利な位置での取引につながりやすくなります。
2. 後出し分析だけ上手くなってしまう
表示が多いチャートは、後から理由をいくらでも作れます。
「このサインも出ていた」と言えるからです。
しかし実戦では、その場で判断、迷わず行動が必要になります。
後から説明できても、リアルタイムで決断できなければ意味がありません。
これがいわゆる評論家のようなトレードになってしまう原因です。
3. チャートが見づらくなり値動きを見なくなる
表示が増えるほどローソク足が見づらくなります。すると価格ではなく、インジケーターの動きばかり追ってしまいます。
本来の主役は価格です。インジケーターはあくまで補助にすぎません。
主役が見えない状態では、相場の流れをつかみにくくなります。
初心者がやりがちなインジケーター入れすぎパターン
初心者ほどインジを増やしやすい傾向があります。
理由は不安を減らしたい気持ちが強いからです。しかし、増やすほど迷いも増えます。これが悪循環の始まりになります。
1. 不安を消すためにインジケーターを追加してしまう
負けると自信がなくなります。すると、まだ何か足りないと感じてインジを追加します。
この流れは、
負ける → 不安になる → 追加する → さらに混乱するという負のループを生みます。
安心感を得るための追加は、判断力を下げる原因になります。
2. SNSや動画の設定をそのまま全部入れる
他人の設定をそのまま使う人も多いです。しかし手法は人それぞれ合う合わないがあります。
理解せずに入れた表示は使い方が分からない、判断材料にならない状態になります。
ただの飾りでは意味がありません。
インジケーターは何個が最適なの?
結論は2〜3種類で十分です。大切なのは数ではなく、役割がかぶらないことです。
1. 基本は2〜3種類で十分な理由
役割ごとに1つずつあれば足ります。
| 役割 | 例 | 目的 |
| 流れを見る | 移動平均線 | 上昇か下降か確認 |
| 行き過ぎを見る | RSI | 買われすぎ売られすぎ確認 |
| タイミング補助 | MACD | 入る位置の参考 |
同じ役割を何個も入れても、情報が重なるだけになります。
インジケーターを入れられる数は、無料プランだと2個のみです。3個以上増やしたいなら有料プランを利用するようにしてください。
有料プランに関しては、下記の記事からご覧ください。
2. ジャンル分けで考えると迷わなくなる
インジは大きく分けると
- 流れを見るもの
- 行き過ぎを見るもの
- 出来高を見るもの
のように分けられます。同じ種類を複数入れる意味はあまりありません。
勝てる人のチャートがシンプルな理由
トレードで安定して勝っている人ほど、チャート表示は驚くほどシンプルです。
理由は単純で、見るポイントが最初から決まっているからです。
あれこれ確認する必要がないため、迷いが少なく、判断が早くなります。シンプルなチャートは、自信のなさではなく、基準がはっきりしている証拠とも言えます。
1. 見るポイントが決まっているから迷わない
勝てる人は、エントリー前から考えを整理しています。
- どの形になったら入るのか
- どこまで行ったらやめるのか
- 予想と違ったらどこで切るのか
このように事前に決めているため、チャートを開いたときに悩む時間がほとんどありません。
インジケーターはあくまで補助です。
主役は、値動きの流れと自分のシナリオになります。基準があるからこそ、余計な表示に頼る必要がなくなります。
2. 削る勇気がトレード精度を上げる
インジケーターを足すのは簡単です。しかし減らすのは不安が伴います。消したら精度が落ちるのではと感じるからです。
それでも実際には、削ったほうが判断は速くなります。
見る情報が減ることで、頭の中が整理されるからです。
特に多いのが、
- 同じような役割の指標を重ねていた
- なんとなく表示していただけだった
というケースです。こうした不要な表示を消しただけで、エントリーの迷いが減り、タイミングが改善する人は少なくありません。
チャートは、足し算より引き算のほうが精度を高めやすい世界です。
表示を減らすことは後退ではなく、判断力を磨くための前進と言えます。
自分に合ったインジケーター数を見つける方法
インジケーターの最適な数は、人によって違います。ただし、見つけ方はとてもシンプルです。
ポイントは、足すことではなく減らしながら確かめることにあります。
多くの人は最初から完成形を探そうとしますが、それでは迷いが増えるだけです。
実際には、今使っている表示を少しずつ減らし、本当に必要なものだけ残す方法のほうが早く安定します。
1. 1つずつ外しても判断できるか試す
まずはインジケーターを1つだけ消してみます。そして、これまでと同じようにエントリー判断ができるかを確認します。
もし消しても入る場所が分かる、やめる位置が変わらないのであれば、そのインジはなくても困らない表示だった可能性が高いです。
この作業を繰り返していくと、本当に判断に役立っているものだけが自然に残ります。
いきなり全部変える必要はありません。1つずつで十分です。
2. なくなると困るインジだけ残す
最後に残すべきなのは、これがないと自分は困るとはっきり言えるインジだけです。
例えば、
- これで相場の流れを判断している
- これがあるとエントリーの勇気が持てる
といったように、役割が説明できるものは残す価値があります。
逆に、
- なんとなく表示している
- みんなが使っているから出している
というインジは削除対象です。表示が減るほどチャートは見やすくなり、判断は速くなります。
インジケーターは多いほど安心できるように感じますが、実際はその逆です。少ないほど頭が整理され、迷いのないトレードに近づきます。
まとめ:インジケーターは足し算より引き算が正解
TradingViewのインジケーターは、多いほど有利になるわけではありません。むしろ増やすほど迷いが増え、判断は遅れ、トレードの精度は下がりやすくなります。
大切なのは数ではなく、役割がはっきりした表示だけを残すことです。
今日から意識してほしいポイントはこちらです。
- 役割を説明できないインジは消す
- 同じ種類の指標を重ねない
- なくなると困るものだけ残す
チャートはシンプルなほど、値動きがはっきり見えるようになります。そして値動きが見えるほど、迷いは減り、自信を持って判断できるようになります。
勝ちに近づく第一歩は、インジケーターを増やすことではなく、減らすことです。

